From:南 憲司
ママワークスという在宅の仕事を希望する人たちが登録するプラットフォームがあります。
ここを運営している会社は、このままワークスで登録しているスタッフを活用して営業などの組織作りをお手伝いしているサービスを提供していました。
金太郎マーケティングで3年ほど前にNTTの作ったRPAという自動化のプログラムを販売していたのでこちらのサービスを利用することになりました。
そこで色々な気づきがありました。
まず、営業するのに会社のリストが必要になります。
リストはママワークスが提供してくれました。
これは自社で登録の方を使って、数万、数十万のホームページから
人海戦術で会社のリスト(会社名、住所、電話番号、メールアドレス、代表者、業種など)をリスト化したものでした。
毎年更新しているそうで精度は高いものでした。
また、登録者に対しての募集の書き方のレクチャーや面接時(ZOOM)にはスタッフが同席して登録者さんとトラブルがない様に後でアドバイスしたりして一緒に進めてくれました。
こうして”一度も会ったことのない、遠距離の人(北海道と沖縄の人)”と業務委託契約を結んで、リストを使って彼女たちに自宅からテレアポをしてもらうことになりました。
見えないからサボっててもわからないのでは?と思っていましたらママワークスから管理ソフト提供されました。
それは電話を1時間に何本かけてアポイントメントが何本取れたかなどをリアルタイムで表示できるテレアポ管理ソフトでした。
それを使うとその人がどれくらいの精度でアポを取ったかが一目瞭然、基準値を割って効率悪い人にアドバイスしたり入れ替えてより効率がいいチームにしていくそうです。
また、業務委託契約書や報告書もネットで完結、組織が大きくなれば管理者もリクルーティング、技術者も募集できて一人も雇うことなくネット空間で巨大な営業会社ができていくイメージでした。
残念ながらRPAは売れなかったのでここで終わってしまいましたが、
オフィスを借りることなく、
人件費は出来高につき固定費が低く、
ソフトやプログラムを使って、
人や生産性を管理するので管理費も圧倒的に低い仕組みでした。
その時にある誰でも使える無料ソフトなどを組み合わせて仕組みを作ることですごい可能性を感じました。
あれから3年以上たちさらにコロナ禍があり、ネット環境やDXに対するハードルが下がって人に力の活用の仕方が問われると思います。
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#複業 #起業 #名古屋
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