From:南 憲司
私の周りのインバウンド関連、旅行業、観光、路線バス業、お土産屋、宿泊、などは異様な盛り上がりと拡大を続けていました。
そこに知人の大阪のバス会社の社長が、名古屋でバス事業をい提携してやりませんか、というオファーがきたのです。
バスがあれば仕事はどれだけでも取れる、とのことでした。
私はこの市場の伸びと目先の将来性に魅力を感じ、資金、人員、許認可などを手探りながら進めていきました。
半年ほど進めて行った時にちょっと難しいかな、どうしようかなとと思った矢先のことでした。
持病の腸閉塞が発症して自分自身が倒れてしまいました。
事業の中心の自分がいなくなるだけで全てが止まってしまうリスクが露呈しました。
そして、ここれをもってバス事業を進めることを止めることになりました。・・・
ご周知の通り、その後のインバウンド業界は、コロナによって壊滅しました。
知人のイケイケの会社は目一杯拡大していたため、ほとんど倒産しました。
コロナは誰も予想だにしなかったことで、どうしようもなく、経営手腕でなんとかするというレベルでもなく運の部分もあったと思います。
私たちの会社はインバウンドには全く関係なくなっていたので影響はありませんでした。・・・
今振り返ってみると、自分の人生の中であれは運が良かったなということが、結構ありました。
事業には、もちろん能力、努力は大切ですが最終的に運がよくなければ、と思います。
メジャーリーグの大谷選手は自身の目標設定シートの中で目標達成のために
運をよくする、という項目を作っていました。
運を良くするための行動として、
ゴミ拾い、
あいさつ、
プラス思考、
応援される人になる、
道具を大事に使う などを設定していました。
私もこういった陰徳を積める行動を少しでもやっているから助けられているのかな、と信じています。
見えないけれども必ずある”運”。
”運”を考えると今ここにいることだけでも感謝の気持ちが湧いてきます。
”運”を味方につけて発展したいです。
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#複業 #起業 #名古屋
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