From:南 憲司
クラウドファンディングという仕組みがあります。
ご存知の方も多いし、参加された方も見えると思います。
私もクラウドファンドで寄付したことがあります。
知人が東北で震災復興の新しい商売として地元の発酵技術を利用して地元でのチョコレートを製造販売するための施設の増設の案件でした。
彼は3.11が起こった時、私財を投げ打って東京と震災地をトラックでピストン輸送してついには骨を埋めるつもりで引っ越して現地で一緒にビジネスを立ち上げた人です。
今回の案件を聞いてすぐに寄付しました。
話を聞いてお金を寄付するという行動までの、自分の中での心の動きはこういう感じでした。
今回の案件の趣旨、ビジネスの経験、お金の使い方、スタッフとのチームワーク、事業への思い、事業の意味、過去の彼の言動などなどを思い浮かべました。
その評価と案件のバランスで金額を選び寄付しようを思ったわけです。
おそらくこうして彼は自分の評価によってお金がなくても助けてくれるスタッフ、ブレーン、お金、土地や器材を集めてやりたいことを成し遂げることができるわけですね。
これは今までお金がなかったからできなかったことが
”評価”を元手にすることができるので、
お金がなくても”評価”という新しい記号がヒト、モノ、カネを生み出すことができるようになっていく兆しに見えます。
そしてクラウドファンディングに限らず
SNSのサロン内で映画を作ったりNPOの活動になったり、
個人の作家さんを応援したり、
無農薬の農作物の生産者さんを応援したり
いろんな形で”評価”が目に見える形になる世の中になってきているな、と思いました。
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#複業 #起業 #名古屋
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