From:南 憲司
金太郎通信という子会社で行っていたビジネスについてお話しします。今から8年前、買取業界や金券業界でテレホンカードが余っていました。公衆電話が減少し、テレホンカードを購入するお客様が激減したためです。買取業界では50度数(500円分)のテレカが250円でも売れず、在庫に困っていました。
テレホンカードの使い方を研究すると、NTT回線の電話の通話料に充当できることがわかりました。そこで、NTT回線を使っている法人向けに、テレカをお安く通話料に充当するサービスを始めました。50度数(500円分)のテレカを200円〜250円で仕入れて400円で販売しました。通話料は毎月ほぼ同じ金額が発生するため、一度お客様になると解約せず、毎月自動的に売上が上がります。
このビジネスにより、毎月400万円の売上と150〜200万円の利益が安定して入ってきました。これにより、ストック収入の凄さを体感しました。しかし、その後、通信会社代理店大手がテレカをノベルティとして大規模に使用し始め、市場が高騰してテレカが400円になってしまいました。その結果、金太郎通信社は廃業を余儀なくされました。
この経験から、ストック収入の良さと脆さを痛感しました。
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