From:南 憲司
3月も下旬になり寒さも和らいできました。
味噌煮込みうどんの五城さんの大混雑も少し落ちついたようです。
さてなぜYouTubeで大人気になりお客様が殺到しても
手放しで大喜びというわけではないのでしょうか
いくつか挙げてみます
1、地方の小さなお店ではお客様の受け入れることができる人数が限られている
元々地元のお客様でにぎわっていたところに一見のお客様がわっと押し寄せてくることになります。
お昼休みにいつもの店に行っていたら行列ができていた、となり常連客さんが離れてしまいます。
飲食店やサロン型のビジネスモデルは常連客を作って売り上げを安定させています。
せっかく作った常連客さんこそが資産なのにそれが壊されてしまいいっときのブームが終わったら
誰も来なくなってしまうということになりかねません。
2、お店の経営資源のバランスが崩れる
働く側も自分たちのペースで働いていたのが急に職場が戦場状態になり
疲弊してしまいます。
お年寄りのパートさんがのんびり注文とって配膳していたのが、素早くテキパキこなさないとお客様や
調理場に迷惑がかかることになります。
時給で働いているパートさんは忙しくても暇でも給料は一緒です。
また人員の補充に伴い教育コストが一時的に膨らみます
3、いっときのブームなのかどうかがわからない
積み上げての手応えがないので、今の忙しさがずっと続くのか、1年くらい続くのか、すぐに終わるのかが読めません。
よって増員したり、店舗展開したり、仕入れの年間契約をして確保したりすることのリスクが大きくあたれば拡大して次のステップにいけまますが外れるとこけます
4、その他
目立つと税務署に目をつけられます。
きちんと経理の仕組みがなかったりしていることが多くその整備に時間と費用を取られます。
などなど、こういうことはテレビでいっときに売れた店が1年後には無くなっているということで
昔からありました。。。 自分も気をつけねば。。。
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