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【複業・起業スクール】つぶれにくい商売を選ぶこと【Part1】

From:南 憲司

日経ビジネスの記事で、統計によると起業して10年生き残っている会社は

10%に満たないと出ていた。


何かを起業や副業でしたいと考える

好きなことを仕事にしたい、得意なことを仕事にしたいという話をよく聞く

それはそれで一理あると思う


ただその前に。。

まず業態について 明らかにつぶれやすい業種、業態とつぶれにくい業種がある、

ということを知っておく。

一番潰れやすいのは飲食業といわれている


どうしてだろうか

その前に事業がつぶれる、つまり立ち行かなくなって継続できないとはどういう状態なのかを想像していただきたい。


私は24歳の時、大学を卒業してすぐに4歳上の兄貴分の元で名古屋の栄のど真ん中でラーメン屋を始めた。

オーナーはもちろん兄貴分。

現場は私と私の友人。

二人とも大学出たばかりの飲食業はど素人。

経営の実態の話は別の機会に譲るとして、オープン1年後にお店はあえなく閉店することとなった。


借金があったから? いや、それは最初から。

借金が返せなくなったから? いやいや、半年後には早くも返済が滞り出していた。

家賃は? すでに何ヶ月か滞り気味だが粘っていた

給料の未払い?  最初から無休で無給だった。

突然の閉店理由は、お金がなくなってスープや麺の仕入れが止まってしまうことがわかったから。


キャッシュの流れが止まってしまうと会社は突然死してしまう。

それは黒字であってもだ。

黒字倒産。  

何で黒字なのに倒産するのかわからなかったが、要するに

お客さんがみんなツケ払いで代金を払ってくれなければ帳面上売り上げが立ってても

お店は続けれないということ。

現金がなくなって、次の売り上げを上げる営業活動が

できなければビジネスはストップしてしまう。


次の売り上げを上げるための経費が、大まかに

仕入れなどの変動費と

家賃、人件費、初期投資の返済(償却)の固定費に区別される。

飲食業は意外と固定費が比較的負担が大きい

まず、飲食業は最初の ”初期投資”が大きい。

店舗の保証金、店舗の設計費、業務用の冷蔵庫、コンロ、水周り、調理器具、器類、テーブル、イス、トイレ

照明、空調機器、看板、チラシなどなど

店の大きさにもよるが簡単に1000万コース

また、店舗の立地も好みで決めたりするので

わからないものに最初から大きく投資する傾向があり、失敗の時のダメージも大きくなる


そして”固定費”

二大固定費である毎月の家賃、人件費

私たちが始めたラーメン屋は、人件費がほぼゼロだった。

兄貴分の家で寝泊まりし、衣食住のみで成功を夢見てやっていたからだ。

一種のファミリーともいえる。

飲食業で多いのはファミリーでやることで人件費が正当に出ていない場合がある。

(おくさんはタダ働きとか)

夫婦でやれば人件費は残った利益ということになるのだろう。

ただ、対応できる客数は限られて、

収入には自ずと限界が出てしまう

そしていよいよ外部の人を雇えば当然給料が発生する。

人不足のこのご時世、求人誌に10万円出して、時給千円で募集しても応募がないことも。

食事時の忙しい時にテキパキさがないと売り上げが伸びないので、働く人にも

熟練がないと使えない。。。

そして家賃

立地がよければ家賃は当然高い。

厨房がそこそこの広さを取るので、客数がどれだけ入るのか。

この店、お客さん満員で3回転してもトントンじゃない?くらいの狭い店も見かける。

固定費が高ければ利益を残すことは難しく生き残ること自体が難しくなる。

そして競争

また飲食業の競合は、大手チェーン店、こだわりの専門店、便利な立地のお店、ネット上で大人気のインスタ映えするお店、

など大資本、オリジナリティ、など様々なライバルがあり、スーパーのお持ち帰り惣菜、コンビニエンスストアなども競合店と言える。

一時的に流行ってもお客様はすぐに飽きて次のお店に行ってしまう。

そんな中で長くやり続けることがとても難しくなっているのが廃業率に明確に現れている。

さて、つぶれにくい業種はその反対が実践できることになる

そしてそれはなぜなのか、

私の個人的な見解として、どこを注視してビジネスを選ぶと良いのかを次回述べてみる




#複業 #起業 #名古屋 

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