From:南 憲司
6月5日 日中は名古屋中心部も人が出てきています。
数年前に中国人観光客団体の爆買いを目の当たりにしました。
そこで、自社で買い取った中古ブランド品を中国人観光客に販売するモデルをやってみようと。
浅草の商店街の大きなお土産やさん(中国団体観光客専用)を紹介してもらい
ブランド品を置かせてもらいました。
最初はそこそこ売れていたが、だんだん売れ行きがイマイチになり
東京の業者さんに引き継いでもらいやめてしまった。
お土産屋さんに置くためには、店舗やガイドさんにバックマージンを支払わなくてはならないのですが、これのレートがかなり高いのです。
ですから商品は必然に割高になります。
お土産やさんで訳のわからないジュエリーや健康食品や化粧品が多いのは、そういう原価率が低いものでないと利益が出ないからなのだと知りました。
口コミ社会の中国人でましてやSNSのこの時代にぼったくり商品でやり続けることは難しく、しばらくすると、お土産やさんに連れてこられてもここの商品はダメだ、マツモトキヨシで買うから、となってしまっていました。
さてそのお土産屋さんは、店舗の2階を宿泊施設にして、さらに他にも宿泊施設を買って、業態をインバウンド関連全般にシフトしていました。
お店に団体客を連れてくるツアー会社ごと買い取って、富士山の山中湖近くのホテルを買い取り自社でインバウンドツアーを回していました。
他にもホテルを探しているということで、伊豆や豊橋などのホテルを買っていたと思います。
形を作ったら最後は売却すると言っていたと思います。
最近どうされているかと思っていたらニュースで、昨年春に民事再生していました。
儲かる事業と儲からない事業を切り分けたのだと思いますが、変化の速さに間に合わなかったようです。
お土産事業は終了して、整理して旅行事業を残したと思いますが、コロナで旅行事業も止まってしまったようで、現状が心配です。
続く
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